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夜中に子どもが急に吐いちゃった…!まず何をすればいいの?片づけはどうしたらいい?
秋から冬にかけては、ノロウイルスなどによる感染性胃腸炎が増えやすい季節です。子どもが急に吐いたり、下痢が続いたりすると、パパ・ママはあわててしまいますよね。
この記事では、子どもが吐いた・下痢をしたときの水分のとらせ方、吐いたものの片づけ方と消毒、早めに受診したいサインを、厚生労働省や自治体が公表している資料をもとにまとめました。いざというときにあわてないよう、元気なうちに目を通しておいてくださいね。
- 秋〜冬は感染性胃腸炎が増える季節
- 吐いたときにまずすること
- 水分は「少しずつ・何回も」
- 吐いたもの・便の片づけ方と消毒
- こんなときは早めに受診・相談を
- いざというときに備えておきたいアイテム
秋〜冬は感染性胃腸炎が増える季節
ノロウイルスによる胃腸炎は、例年秋の終わりごろから冬にかけて多くなります。厚生労働省の資料によると、感染してから症状が出るまではおよそ1〜2日(24〜48時間)で、主な症状は吐き気・嘔吐・下痢・腹痛・微熱など。ふつうは1〜2日ほど続きます。
うつり方は、汚染された食品を食べることのほか、感染した人の便や吐いたものからの二次感染も多いとされています。家庭内で広げないためには、片づけ方と手洗いがとても大切です。
吐いたときにまずすること
子どもが吐いたら、まずは大人が落ち着くことが大切です。口のまわりや顔を拭いて、汚れた服を着替えさせてあげましょう。
- 顔を横に向ける…寝ている間に吐いたときは、吐いたものがのどにつまらないよう顔と体を横向きに
- 口の中をきれいに…口の中に残っていたら、かき出さずに軽く拭うか、うがいができる年齢ならうがいを
- きょうだいを離す…片づけが終わるまで、ほかの子が近づかないようにします
水分は「少しずつ・何回も」
嘔吐や下痢で心配なのが脱水です。とはいえ、のどが渇いているからと一度にたくさん飲ませると、また吐いてしまうことがあります。
自治体の子どもの救急ガイドなどでは、吐いたあとはしばらく(30分〜1時間ほど)様子を見てから、乳幼児用のイオン飲料や経口補水液などをスプーン1杯くらいの少量からあげて、吐かなければ少しずつ量を増やしていく方法が紹介されています。
- 1回の量は少なく…スプーンやペットボトルのキャップなどで、ひと口ずつ
- 回数を多く…少し時間をあけて、くり返し飲ませます
- 避けたい飲み物…冷たすぎるもの、炭酸飲料、柑橘系のジュースなどは控えめに
母乳やミルクを飲んでいる赤ちゃんの与え方や、飲ませる量の目安は、月齢や体の状態によって違います。かかりつけ医から指示があれば、それに従ってください。
食事は消化のよいものを少しずつ
吐き気がおさまって水分がとれるようになったら、本人が食べられそうならおかゆやうどんなど消化のよいものを少しずつ。無理に食べさせる必要はありません。脂っこいものや甘すぎるものは、しばらく控えると安心です。

一気に飲ませないのがポイントなんだね。スプーンでちょっとずつ、覚えておこう!
吐いたもの・便の片づけ方と消毒

ノロウイルスは少ない量でも感染するといわれ、吐いたものや便が乾くと、ウイルスが空気中にただようこともあります。できるだけ早く、静かに片づけるのが基本です。
片づけの手順
- 準備…使い捨て手袋・マスク・エプロン(なければ汚れてもよい服)をつけ、窓を開けて換気します
- 拭きとる…ペーパータオルや古布で、外側から内側に向かって静かに拭きとります
- 捨てる…拭きとったものはビニール袋に入れ、口をしっかりしばって捨てます
- 消毒する…汚れた場所を塩素系の消毒液(次亜塩素酸ナトリウム)で拭き、そのあと水拭きします
- 手を洗う…手袋などを外して袋に入れて捨て、石けんと流水で手をよく洗います
消毒液の作り方の目安
自治体の資料では、家庭用の塩素系漂白剤(次亜塩素酸ナトリウムが主成分のもの)を水で薄めて使う方法が紹介されています。たとえば濃度5%の製品の場合の目安は次のとおりです。
汚れた服やシーツは
汚れを静かに落としてから、洗剤を入れた水でもみ洗いし、ほかの洗濯物とは分けて洗いましょう。厚生労働省の資料では、85℃で1分間以上の熱湯での処理や、塩素系消毒液での消毒が有効とされています。塩素系は色落ちすることがあるので、素材に合わせて選んでください。
手洗いは石けんと流水で
片づけのあとやトイレ・おむつ替えのあと、食事の前は、石けんと流水でていねいに手洗いを。指先・指の間・爪のまわり・手首まで洗うのがポイントです。タオルの共用も、しばらくは避けると安心です。
こんなときは早めに受診・相談を

ここで紹介したのは家庭でできる基本的なケアです。子どもの様子がいつもと違う、心配なときは自己判断せず、小児科やかかりつけ医に相談しましょう。
夜間や休日に受診するか迷ったときは、「こども医療でんわ相談(#8000)」で相談することもできます。受診するときは、吐いた回数や時間、便の様子、飲めた量、おしっこの回数をメモしておくと伝えやすいですよ。
いざというときに備えておきたいアイテム
胃腸炎は急にやってくるもの。夜中にあわてないよう、ひとまとめにしておくと安心なアイテムを紹介します。対象年齢や使い方は商品ごとに違うので、表示を確認して選びましょう。
水分補給に
乳幼児用 経口補水液・イオン飲料
吐いたあとや下痢のときの水分補給に。対象月齢や飲ませ方は商品の表示を確認し、かかりつけ医の指示があればそれに従いましょう。
※価格や在庫、パッケージの仕様は変わることがあります。最新の情報はリンク先でご確認ください。
まとめ:あわてず「水分・片づけ・受診の目安」を押さえよう
- 秋〜冬は感染性胃腸炎が増える季節
- 吐いたあとはしばらく様子を見て、水分は少しずつ・何回も
- 片づけは手袋・マスクをして静かに拭きとり、塩素系の消毒液で
- 片づけのあとは石けんと流水で手洗い
- 水分がとれない・ぐったりしているときは早めに小児科へ。迷ったら#8000

いざというときのために、手袋や消毒液をひとまとめにしておこうっと。家族みんなで元気に冬を過ごそうね♪
参考:厚生労働省「ノロウイルスに関するQ&A」等の公表資料、広島市「消毒液の作り方」、さいたま市・長野市の子どもの救急ガイド(2026年11月時点の情報です)。



