子どもが発症しやすい代表的な病気
ここでは、子どもが発症しやすい代表的な病気を、原因(ウイルス・細菌)や季節、特徴ごとにまとめた一覧をご紹介します。
看病の際の参考にしてください。
1. 突発的・季節を問わず見られる病気
| 病名 | 主な原因 | 好発年齢 | 主な症状・特徴 | 看病・受診の ポイント |
| 突発性発疹 (とっぱつせいほっしん) | ウイルス | 生後6ヶ月~1歳 | ・前触れのない39〜40℃の高熱が3〜4日続く ・解熱と同時に全身に赤い発疹が出る ・解熱期に生じる激しい不機嫌(不機嫌病) | ・熱のわりには機嫌が良いことが多い ・初めての高熱による「熱性けいれん」に注意 |
| 溶連菌感染症 (ようれんきん) | 細菌 | 3歳〜学童期 | ・突然の高熱と激しい喉の痛み ・体に細かい発疹、舌が赤くブツブツになる(イチゴ舌) ・風邪と違い「咳や鼻水」が出ない | ・病院で抗生剤(抗菌薬)を処方される ・腎炎などの合併症を防ぐため、症状が消えても薬は必ず最後まで飲み切る |
2. 主に【冬~春】に流行する病気
| 病名 | 主な原因 | 好発年齢 | 主な症状・特徴 | 看病・受診の ポイント |
| インフルエンザ | ウイルス | 全年齢 | ・突然の38℃以上の高熱、関節痛、倦怠感 ・その後に咳、鼻水、喉の痛み | ・発熱後2日間は「異常行動」の恐れがあるため一人にしない ・子どもにはアセトアミノフェン系の解熱剤を使用する |
| 感染性胃腸炎 (ノロ・ロタなど) | ウイルス | 全年齢 | ・突然の激しい嘔吐、水のような下痢、腹痛 ・ロタの場合は米のとぎ汁のような白い便 | ・吐いた直後の水分補給は厳禁(1〜2時間胃を休める) ・落ち着いたら経口補水液をスプーン1杯ずつこまめに与える ・自己判断での下痢止めはNG |
| RSウイルス感染症 | ウイルス | 乳幼児 (特に1歳未満) | ・最初は普通の風邪(鼻水・咳) ・数日後に咳が激化し、「ゼーゼー」「ヒューヒュー」と苦しそうな呼吸になる | ・生後数ヶ月の乳児が感染すると重症化(細気管支炎・肺炎)しやすい ・こまめに鼻水を吸って呼吸を楽にする ・お腹や肋骨の間がペコペコ凹む呼吸(陥没呼吸)はすぐ受診 |
3. 主に【夏】に流行する病気(三大夏風邪)
| 病名 | 主な原因 | 好発年齢 | 主な症状・特徴 | 看病・受診の ポイント |
| 手足口病 (てあしくちびょう) | ウイルス | 乳幼児 | ・手のひら、足の裏、口の中に2〜3mmの水疱(水ぶくれ) ・熱は出ないか、出ても微熱〜38℃程度 | ・特効薬はなく対症療法が基本 ・口の中が痛んで食事・水分を嫌がることが多いため、ゼリーや冷ましたスープなど刺激の少ないものを与える |
| ヘルパンギーナ | ウイルス | 乳幼児 | ・突然の39℃前後の高熱 ・喉の奥に小さな水疱や潰瘍(口内炎)が多発する ・手足に発疹は出ない | ・喉の痛みが非常に強く、ツバを飲むのも辛くなるため脱水症状に要注意 ・冷たい豆腐やアイスなど、喉越しの良いものを工夫して与える |
| 咽頭結膜熱 (プール熱) | ウイルス | 乳幼児〜学童 | ・39〜40℃の高熱が4〜5日続く ・喉の激しい痛み ・目が真っ赤に充血し、目やにが大量に出る | ・感染力が非常に強いため、タオルの共有を避けて家族への二次感染を防ぐ ・高熱が長く続くためこまめな水分補給が必須 |
💡 病院へ急ぐべき共通の危険サイン(受診の目安)
熱の高さに関わらず、以下のような状態が見られる場合は、夜間や休日であっても早急に医療機関を受診してください。

