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寒くなってきたからヒーターを出したけど、ハイハイを始めた子がすぐ近づいていくの…!どこに気をつければいいの?
寒い季節になると、ストーブやヒーター、加湿器、湯たんぽなど、熱を出す道具がおうちに一気に増えますよね。でも、小さな子どもにとって暖房器具は身近な「やけど」の原因のひとつです。
消費者庁の「子ども安全メール」でも、毎年この時期に暖房器具によるやけどへの注意がよびかけられています。この記事では、器具ごとの注意点と置き方の工夫、やけどしたときの応急手当、受診の目安を、消費者庁などが公表している情報をもとにまとめました。暖房を本格的に使い始める前に、ぜひチェックしてみてください。
- 子どもが暖房器具でやけどしやすい理由
- 実際にあった事故の例
- 器具ごとの注意点(ストーブ・ヒーター/加湿器/湯たんぽ・電気カーペット)
- やけどしたときの応急手当
- こんなときは受診・救急車を
- やけど対策に役立つアイテム
子どもが暖房器具でやけどしやすい理由
消費者庁によると、子どもは大人より皮膚が薄いため、やけどが皮膚の深いところまで届いて重くなるおそれがあるとされています。さらに、次のような特徴にも注意が必要です。
- 危ないことがまだわからない…あたたかくて光るものに、興味しんしんで手を伸ばします
- 熱い物に触れなくてもやけどする…温風や熱気が長い時間当たるだけでも、やけどすることがあります
- 低温やけど…それほど熱くないものでも、同じ場所に長く触れていると起こることがあります
実際にあった事故の例
消費者庁が医療機関から集めた情報では、次のような事故が紹介されています(いずれも0〜4歳の子どもの例)。
- リビングで少しの間ひとりにしたとき、寝返りをしてヒーターに触れ、手をやけどした(0歳)
- ストーブの柵につかまり立ちしたら、上に置いていたやかんが倒れて熱湯がかかり、入院が必要になった(0歳)
- 大人がひざに乗せて暖房の近くにいたら、温風が足に当たり続けて赤くなった(0歳)
- お風呂あがりにファンヒーターに腰が触れた(4歳)
- 加熱式の加湿器の蒸気の吹き出し口に手が触れた(2歳)
- 子どもが湯たんぽの栓を開け、こぼれたお湯がかかった(2歳)

抱っこしているときでも、温風が当たり続けるとやけどすることがあるんだ…!
器具ごとの注意点

ストーブ・ファンヒーター・ハロゲンヒーター
- 手の届かない場所に置くか、安全柵で囲む…床に置くタイプは特に注意
- 上にやかんや鍋を置かない…置けるタイプのストーブでも、子どもが小さいうちは控えるのが安心です。帰省先など自宅以外でも気をつけましょう
- 十分に距離をとる…温風や熱が体に長く当たらないように。抱っこやお昼寝の場所も暖房から離して
加湿器(とくに加熱式・スチーム式)
水を加熱して蒸気を出すタイプの加湿器は、蒸気の吹き出し口に触れたり、倒して中のお湯を浴びたりする危険があります。消費者庁は、子どもの手が届かない場所に置くことや、購入時に高温の蒸気を抑える機能や、倒れてもお湯がこぼれにくい構造の製品を検討することをすすめています。コードに足を引っかけて倒すこともあるので、コードの通り道にも気をつけましょう。
湯たんぽ・電気カーペット・電気毛布
心地よい温度でも、同じ場所に長く当たり続けると低温やけどになることがあります。湯たんぽは布団をあたためる目的で使い、子どもが寝る前に取り出すと安心です。電気カーペットの上で長く寝かせたままにしないなど、長時間あたらないように気をつけましょう。お湯を入れるときや栓の扱いも、子どもの手が届かないところで。
やけどしたときの応急手当

万が一やけどをしてしまったら、まずはすぐに冷やすことが大切です。消費者庁が紹介している応急手当のポイントは次のとおりです。
- すぐに流水や、水をためた容器で10分以上冷やす
- 水道やシャワーの水を患部に直接強く当てない…刺激にならないように
- 服の上から熱湯がかかったときは、脱がさずに服の上から冷やす
- 水ぶくれはつぶさない
- 市販の冷却シートはやけどの手当てには使わない
こんなときは受診・救急車を
ここで紹介したのは家庭でできる応急手当です。やけどの深さや広さは見た目だけでは判断しにくいので、心配なときは自己判断せず、小児科やかかりつけ医に相談しましょう。消費者庁は、受診の目安として次のような例を挙げています。
夜間や休日に受診するか迷ったときは、「こども医療でんわ相談(#8000)」で相談することもできます。

「すぐ冷やす」「冷却シートは使わない」を、家族みんなで共有しておこう!
やけど対策に役立つアイテム
暖房器具まわりの安全対策に役立つアイテムを紹介します。サイズや対象の暖房器具、対象年齢は商品ごとに違うので、お使いの器具や設置場所に合うか、メーカーの表示を確認して選びましょう。
ストーブまわりに
ストーブガード(暖房器具用の安全柵)
ストーブやヒーターのまわりを囲んで、子どもが近づきにくくするための柵。器具の大きさや、必要な距離に合うかを確認して選びましょう。
※価格や在庫、パッケージの仕様は変わることがあります。最新の情報はリンク先でご確認ください。
まとめ:置き場所の見直しと「すぐ冷やす」で冬を安全に
- 子どもは皮膚が薄く、温風や低温でもやけどすることがある
- ストーブ・ヒーターは手の届かない場所に置くか柵で囲み、上にやかんを置かない
- 加熱式の加湿器は蒸気と転倒に注意
- 湯たんぽ・電気カーペットは長時間当てない
- やけどしたら流水で10分以上冷やし、心配なときは小児科へ。迷ったら#8000

寝返りやハイハイが始まったら、暖房の置き場所を見直そうっと。あったかく、安全に冬を過ごそうね♪
参考:消費者庁「子ども安全メール」Vol.610「暖房器具などによるやけどに注意!」、Vol.641「油断大敵!暖房器具によるやけどにご注意ください」(2026年11月時点の情報です)。



