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離乳食のころは何でも食べてくれたのに、最近ブロッコリーもにんじんも「いや!」って口を閉じちゃう…。このままで大丈夫なのかな?
1歳を過ぎて自我が育ってくると、それまで食べていた野菜を急に嫌がるようになることがあります。「せっかく作ったのに」「栄養が足りているか心配」と悩むパパ・ママはとても多いものです。
実は、子どもが野菜を食べにくいのは、味覚や食べる力が育っている途中だからこそ起こる、よくあることです。この記事では、1〜3歳ごろの子どもが野菜を食べにくい理由と、今が旬の冬野菜を使って「食べてみようかな」を増やす工夫、食べさせるときの安全のポイントをまとめました。
- 子どもが野菜を食べにくい3つの理由
- 冬野菜が「最初の一口」に向いている理由
- 叱らずに「食べてみようかな」を増やす5つの工夫
- 食べさせ方と窒息を防ぐ安全のポイント
- こんなときは小児科・専門家に相談を
- 野菜と仲よくなるのに役立つアイテム
子どもが野菜を食べにくい3つの理由

1. 苦みや酸味に敏感
ピーマンやほうれん草の苦み、トマトの酸味などは、子どもにとって大人より強く感じられることがあるといわれます。苦みや酸味を警戒するのは、もともと体を守るための自然なしくみとも考えられていて、「好き嫌い=わがまま」というわけではありません。
2. かたさ・食感が苦手
繊維が多い葉物や、かたい根菜は、奥歯が生えそろう前の子どもにはかみにくいことがあります。口の中に残る、うまく飲みこめない、といった「食べにくさ」から嫌がっているケースも少なくありません。
3. はじめての食べ物を警戒する時期
幼児期は、見たことのない食べ物や、いつもと違う見た目のものを警戒しやすい時期でもあります。何度か目にして、においをかいだり、さわったりするうちに慣れて、食べられるようになることもよくあります。

「嫌い」じゃなくて「まだ慣れていない」だけかもしれないんだね。そう考えると、ちょっと気持ちが軽くなるかも!
冬野菜が「最初の一口」に向いている理由
だいこん、かぶ、にんじん、白菜、ブロッコリー、ほうれん草など、冬は旬を迎える野菜がたくさんあります。冬野菜は煮る・蒸すといった加熱調理でやわらかくなりやすく、甘みも感じやすいものが多いのが特徴です。
- だいこん・かぶ:じっくり煮るととろっとやわらかく、汁ものやスープにぴったり
- にんじん:やわらかくゆでると甘みが出て、型ぬきで見た目も楽しく
- 白菜:葉先のやわらかい部分は、煮込むとくたっとして食べやすい
- ブロッコリー:小房に分けてやわらかくゆでると、手づかみ食べにも
寒い季節は、具だくさんのスープや鍋、煮物に入れると、かたさを調整しやすく、だしのうまみで食べやすくなるのもうれしいポイントです。大人の鍋から取り分けるときは、子ども用は味つけ前に取り分けて薄味にしましょう。
叱らずに「食べてみようかな」を増やす5つの工夫

1. 少しの量を、何度でも食卓に出す
食べなかった野菜も、次からお皿にのせないのではなく、ほんの少しの量をくり返し出してみましょう。その日は食べなくても、目にする・においをかぐこと自体が「慣れる」ための一歩になります。
2. 大人がおいしそうに食べる
子どもは身近な大人のまねをするのが大好き。パパ・ママが「このだいこん、甘くておいしいね」と楽しそうに食べる姿を見せることは、どんな声かけよりも効果的なことがあります。
3. 野菜にさわる・お手伝いをする
農林水産省も、食に関する体験を通して食への関心を育てる「食育」を進めています。ブロッコリーを洗う、白菜をちぎる、スーパーで「どのにんじんにする?」と一緒に選ぶなど、小さなお手伝いや体験が、野菜への親しみにつながることがあります。
4. 見た目や形を変えてみる
ゆでたにんじんを星やハートの型でぬく、スティック状にして手づかみしやすくする、すりおろしてハンバーグに混ぜるなど、同じ野菜でも形を変えると反応が変わることがあります。
5. 食べられたら一緒に喜ぶ。食べなくても叱らない
一口でもなめられたら「すごいね!」と一緒に喜びましょう。反対に、無理やり口に入れたり、叱ったりすると、食事の時間そのものが「いやな時間」になってしまうことがあります。食卓は楽しい場所、という雰囲気を大切にしたいですね。
食べさせ方と窒息を防ぐ安全のポイント
野菜を食べてほしい気持ちが強いときほど、安全面にも気を配りましょう。消費者庁は、乳幼児の食品による窒息事故への注意を呼びかけています。
こんなときは小児科・専門家に相談を
好き嫌いの多くは成長とともに変わっていきますが、次のような様子が気になるときは、ひとりで抱えこまずに小児科・かかりつけ医や、乳幼児健診、自治体の保健師・栄養士に相談してみましょう。
- 食べる量が極端に少ない日が続く、体重が増えていないように見える
- かむ・飲みこむのがつらそう、むせることが多い
- 特定の食べ物を食べたあとに、口のまわりが赤くなる・吐くなどの様子がある
野菜と仲よくなるのに役立つアイテム
お手伝いや見た目の工夫に使える、野菜と仲よくなるきっかけになりそうなアイテムを集めました。対象年齢や使い方は商品ごとに異なるので、購入前に必ず確認してくださいね。
型ぬきに
野菜 型抜き セット
ゆでたにんじんやだいこんを、星やハートなどの形にぬける型のセット。いつもの煮物やスープも、見た目が変わるだけで「食べてみたい」につながることがあります。
お手伝いに
子ども用 包丁
子どもの手に合わせた小さめサイズの包丁。刃の形や対象年齢は商品によって違います。使うときは必ず大人がそばについて、やわらかい食材から一緒に挑戦しましょう。
育てる体験に
家庭菜園 プランター 栽培キット
ベランダや室内で野菜やハーブを育てられるキット。水やりや収穫を一緒にすると、「自分で育てた野菜」への興味がわきやすくなります。
絵本で親しむ
野菜 絵本 幼児
野菜が主人公の絵本や、野菜の断面・育ち方がわかる図鑑絵本。読み聞かせで「これ、今日のスープに入っているね」と話すきっかけになります。
※価格や在庫、パッケージの仕様は変わることがあります。最新の情報はリンク先でご確認ください。
まとめ:野菜嫌いはあせらず、冬野菜で「慣れる」から始めよう
- 野菜を食べにくいのは、味覚や食べる力が育っている途中だからこそ
- 冬野菜は煮る・蒸すでやわらかく、甘みも感じやすい
- 食べなくても少量をくり返し出す。大人がおいしく食べる姿を見せる
- お手伝いや型ぬきで野菜と仲よくなる体験を
- ミニトマトは小さく切るなど窒息対策も忘れずに。気になるときは小児科・かかりつけ医に相談

今日食べなくても大丈夫、くらいの気持ちで、あったかいスープに冬野菜を入れてみよう♪ 一緒にお手伝いしてもらうのも楽しみ!
参考:農林水産省「食育の推進」に関する公表資料、厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」、消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意」に関する公表資料(2026年11月時点)


