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こたつにみかんの季節になってきたね。家族で食べていると赤ちゃんがじーっと見てくるんだけど、みかんっていつからあげていいのかな?
11月に入り、スーパーや八百屋さんにみかんがたくさん並ぶ季節になりました。手でむけて甘くて食べやすいみかんは、冬の定番フルーツですよね。家族が食べているのを見て、「赤ちゃんにもあげていいの?」「薄皮はどうするの?」と迷うパパ・ママも多いのではないでしょうか。
この記事では、厚生労働省の「授乳・離乳の支援ガイド」や消費者庁の注意喚起を参考に、みかんを離乳食に取り入れるときの始め方、薄皮の取り方、時期別の形の目安、そして窒息を防ぐための注意点をまとめました。
- みかんは離乳食のいつから?
- 「果汁から始める」はもう古い?
- みかんの下ごしらえ3ステップ
- 時期別の形・固さの目安
- 窒息・食べすぎを防ぐ注意点
- みかんの離乳食づくりに便利なアイテム
みかんは離乳食のいつから?
「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳の開始はおかゆ(米)から始め、慣れてきたらじゃがいもや野菜、果物などへ少しずつ種類を増やしていく流れが示されています。みかんなどの果物も、こうした流れの中で取り入れていく食材のひとつです。
そのため、離乳食を始めてすぐにみかんをあげる必要はありません。まずはおかゆや野菜に慣れ、赤ちゃんが食べることに慣れてきたら、薄皮を取ってなめらかにした果肉を少量から試してみましょう。
「果汁から始める」はもう古い?
以前は「離乳食の前に果汁で慣らす」という考え方もありましたが、現在の「授乳・離乳の支援ガイド」では、離乳を始める前に果汁を与えることについて、栄養学的な意義は認められていないとされています。果汁を飲むことで母乳やミルクの量が減ってしまうことも理由として挙げられています。
みかんも、ジュースにして飲ませるより、離乳が進んでから果肉を少しずつ「食べる」形で取り入れるのがおすすめです。市販の果汁飲料は糖分が多いものもあるので、あげる場合も量に気をつけましょう。

おばあちゃん世代は「まずは果汁から」だったんだって!今は考え方が変わっているんだね。
みかんの下ごしらえ3ステップ

1. 皮をむいて房に分ける
まずは手をよく洗ってから外皮をむき、房に分けます。表面についた白いすじ(アルベド)もできるだけ取りましょう。
2. 薄皮・すじ・種をていねいに取る
房を包んでいる薄皮(じょうのう膜)は、赤ちゃんには噛み切りにくく、口に残りやすい部分です。離乳食では薄皮をむいて、中の果肉(つぶつぶの部分)だけを使います。種が入っていることもあるので、指先で確認しながら取り除きましょう。
3. 果肉をつぶす・小さく刻む
取り出した果肉は、時期に合わせてすりつぶしたり、刻んだりします。最初はスプーンの背でつぶして、なめらかにするところからスタートしましょう。
時期別の形・固さの目安
「授乳・離乳の支援ガイド」で示されている時期ごとの食べ方の目安に合わせて、みかんの形も変えていきましょう。
離乳初期(生後5〜6か月ごろ)
おかゆや野菜に慣れてきたら、薄皮を取った果肉をすりつぶしてなめらかにし、1さじから試します。酸味が強いと感じるときは、おかゆや野菜のペーストに少し混ぜてもよいでしょう。
離乳中期(生後7〜8か月ごろ)
舌でつぶせる固さが目安の時期。果肉を細かくつぶし、ヨーグルトに混ぜるなどアレンジもしやすくなります。
離乳後期(生後9〜11か月ごろ)
歯ぐきでつぶせる固さが目安。薄皮を取った果肉を小さく刻んであげます。手づかみ食べに興味が出てくる時期ですが、房のままや大きな果肉は与えないようにしましょう。
離乳完了期(生後12〜18か月ごろ)
歯ぐきで噛める固さが目安。噛む力がついてきても、薄皮は口に残りやすいので、しばらくは薄皮を取って小さく切ってあげると安心です。
窒息・食べすぎを防ぐ注意点

房をまるごとあげない
消費者庁は、丸くてつるっとしたものや、固くて噛み切りにくいものは窒息につながりやすいとして、乳幼児には小さく切り分けてあげることを基本にするよう呼びかけています。みかんの房はつるっとした形で、薄皮もあるため、赤ちゃんや小さな子に房のまま与えるのは避けましょう。
座って、食べることに集中させる
食べながら歩く・遊ぶ・笑う・泣くといった状態は、食べ物を誤って吸いこむきっかけになります。ベビーチェアなどに座らせ、大人がそばで見守りながら食べさせましょう。泣いているときに、なだめるために食べ物を口に入れるのもやめましょう。
上の子・大人のみかんの置き場所に注意
こたつの上やテーブルに置いたみかんを、赤ちゃんが自分で手に取って口に入れてしまうことも。皮つきのみかんや房は赤ちゃんの手の届かない場所に置いておくと安心です。
はじめては1さじから、様子を見ながら
新しい食品は1さじずつ、赤ちゃんの様子を見ながら量を増やしていくのが基本です。食べたあとに口のまわりや体に赤み・発疹が出る、いつもと様子が違うなど気になることがあれば、自己判断せず小児科やかかりつけ医に相談してください。
缶詰のみかん・食べすぎにも気をつけて
みかんの缶詰はシロップ漬けで甘みが強いものが多いので、使う場合はシロップを切り、量は控えめに。また、生のみかんもおいしくてつい欲しがるだけあげたくなりますが、果物はあくまで食事の一部。主食やおかずを食べる量が減らないよう、ほどほどの量にしましょう。
みかんの離乳食づくりに便利なアイテム
みかんの果肉をなめらかにしたり、小分けにしたりするときに役立つアイテムを紹介します。対象月齢やセット内容は商品によって違うので、購入前にメーカーの説明を確認してください。
すりつぶしに
離乳食 調理セット
すり鉢やこし器、おろし器などがセットになった離乳食用の調理器具。少量の果肉をなめらかにしたいときに便利です。電子レンジや食洗機に対応しているかは商品によって違うので確認しましょう。
少量をつぶすのに
離乳食 すりつぶしスプーン
ひと房分などの少ない量を、器の中でそのままつぶせる小さなすり鉢やスプーン。洗い物が少なく、思い立ったときにさっと使えます。
取り分けに
ベビー フードカッター
果肉や具材を器の中で食べやすい大きさに切れるベビー用のカッター。後期以降、果肉を小さく刻んであげるときにも使いやすいアイテムです。
食事タイムに
お食事エプロン
みかんの果汁は服につくとシミになりやすいもの。ポケットつきのお食事エプロンがあると、こぼれた果肉を受け止めてくれて後片付けがラクになります。
※価格や在庫、パッケージの仕様は変わることがあります。最新の情報はリンク先でご確認ください。
まとめ:薄皮を取って小さく、冬のみかんを親子で楽しもう
- みかんは、おかゆや野菜に慣れてから少しずつ取り入れる
- 離乳前の果汁は必要なし。果肉を「食べる」形で
- 薄皮・すじ・種を取って、時期に合わせてつぶす・刻む
- 房をまるごとあげない。座って、大人が見守りながら
- 気になる様子があれば小児科・かかりつけ医に相談

薄皮をむくのはちょっと手間だけど、旬のみかんを一緒に味わえるのはうれしいね!赤ちゃんのペースでゆっくり試してみよう♪
参考:厚生労働省「授乳・離乳の支援ガイド(2019年改定版)」、消費者庁「食品による子どもの窒息・誤嚥事故に注意」に関する公表資料(2026年11月時点)



