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もうすぐ1歳の誕生日!健診のときに「1歳になったら予防接種もね」と言われたけど、何をいつ受ければいいの?赤ちゃんのころのワクチンとは違うのかな?
生後2か月から続いてきた予防接種。ひと段落したと思ったら、1歳の誕生日を迎えると、また受けるワクチンがいくつかあります。はじめて受けるものと、赤ちゃんのころに受けたワクチンの「追加接種」が重なるので、ちょっと混乱しやすい時期です。
この記事では、厚生労働省の公表資料をもとに、1歳ごろに受ける定期接種の種類、それぞれの時期と回数の目安、スケジュールの立て方、受け忘れたときの相談先、接種の日の準備をまとめました。母子健康手帳の記録と見比べながら確認してみてください。
- 1歳になったら受ける予防接種は何?4つの定期接種
- MR(麻しん風しん)ワクチン|1歳になったら早めに
- 水痘(みずぼうそう)ワクチン|2回接種の間隔の目安
- 5種混合・肺炎球菌の追加接種|赤ちゃんのころの続き
- 1歳の予防接種スケジュールの立て方と同時接種
- 受け忘れ・遅れたときはどうする?
- 接種の日の準備と注意点
1歳になったら受ける予防接種は何?4つの定期接種
厚生労働省は「1歳頃から推奨される予防接種」として、次の4つを挙げています。いずれも定期接種で、決められた期間内なら原則として公費(自己負担なし、または一部負担)で受けられます。費用や受け方は自治体によって違うので、届いた案内も確認しましょう。
- MRワクチン(麻しん・風しん):はじめての接種(第1期)
- 水痘ワクチン(みずぼうそう):はじめての接種(2回のうち1回目)
- 5種混合ワクチン:生後2か月から受けた初回接種の続き(追加接種)
- 子どもの肺炎球菌ワクチン:生後2か月から受けた初回接種の続き(追加接種)

MR(麻しん風しん)ワクチン|1歳になったら早めに
MRワクチンは、感染力がとても強い麻しん(はしか)と、風しんを予防するワクチンです。定期接種は2回で、第1期は1歳から2歳になる前まで、第2期は小学校入学前の1年間(年長さんの年)に受けます。
赤ちゃんがお母さんからもらった免疫は少しずつ弱まっていくため、1歳の誕生日を迎えたら、なるべく早めに受けるのがおすすめです。国の指針では、第1期・第2期とも接種率95%以上を目標にしていますが、近年は目標にわずかに届いていないと報告されています。
水痘(みずぼうそう)ワクチン|2回接種の間隔の目安
水痘ワクチンの定期接種は、1歳から3歳になる前までの間に2回受けます。厚生労働省によると、標準的なスケジュールは次のとおりです。
- 1回目:1歳〜1歳3か月の間
- 2回目:1回目から3か月以上あけて。標準的には1回目から6〜12か月後
2回目は少し先になるので、1回目を受けたら2回目の目安の時期をカレンダーや母子健康手帳にメモしておくと忘れにくくなります。
5種混合・肺炎球菌の追加接種|赤ちゃんのころの続き
5種混合ワクチン(追加接種)
5種混合ワクチンは、ジフテリア・百日せき・破傷風・ポリオ・Hib(ヒブ)感染症を予防するワクチンです。生後2か月から3回の初回接種を受けたあと、3回目から6か月以上あけて追加接種を1回受けます。標準的な間隔は3回目から6〜18か月後です。
子どもの肺炎球菌ワクチン(追加接種)
肺炎球菌ワクチンは、2024年10月から主に20価のワクチンが使われています。生後2か月から初回接種を始めた場合は、1歳以降に追加接種を1回受けます(最後の初回接種から60日以上あけます)。接種を始めた月齢によって回数が変わるので、母子健康手帳の記録を確認しておきましょう。

4種類もあるけど、「はじめて受ける2つ」と「赤ちゃんのころの続きの2つ」って考えると整理しやすいね!
1歳の予防接種スケジュールの立て方と同時接種
1歳ごろは、4種類のワクチンの時期が重なります。スケジュールを立てるときは、次の順番で考えるとスムーズです。
- 母子健康手帳で、今まで受けたワクチンと日付を確認する
- 1歳の誕生日以降に受けられるMR・水痘・肺炎球菌の追加を、かかりつけ医と相談して予約する
- 5種混合の追加は、3回目からの間隔を見て時期を決める
- 水痘の2回目の目安をメモしておく
複数のワクチンを同じ日に受ける同時接種は、医師が必要と認めた場合に行うことができます。通院の回数を減らせるので、どの組み合わせで受けるかは、かかりつけ医に相談してみましょう。
このほか、おたふくかぜワクチンは費用が自己負担になることが多い任意接種ですが、日本小児科学会は1歳以降の接種を推奨しています。自治体によっては助成がある場合もあるので、あわせて確認しておくと安心です。
受け忘れ・遅れたときはどうする?
体調をくずしたり、通院の都合がつかなかったりして、予定どおりに受けられないこともありますよね。定期接種は対象の年齢を過ぎると、公費で受けられなくなる(自己負担の任意接種になる)ことがあります。
病気で長く受けられなかった場合などは、対象年齢を過ぎても定期接種として受けられる特例が設けられていることもあります。自己判断であきらめずに相談してみてください。
接種の日の準備と注意点

- 母子健康手帳と予診票を忘れずに。予診票は家で記入しておくと受付がスムーズ
- 出かける前に家で体温を測っておく。熱があるときや体調が気になるときは、医療機関に相談を
- 腕や太ももを出しやすい、脱ぎ着しやすい服で
- 接種後しばらくは医療機関で様子を見て、帰宅後の過ごし方は医療機関の説明に従う
接種のあと、熱が出る・はれる・いつもと様子が違うなど気になることがあれば、接種を受けた医療機関やかかりつけ医に相談しましょう。夜間や休日に迷ったときは、こども医療電話相談#8000の使い方も参考にしてください。妊娠中から赤ちゃんを守るワクチンについてはRSウイルスの母子免疫ワクチンの記事で、そのほかの体調の気がかりは健康・病気のまとめでも確認できます。
予防接種の日にあると便利なアイテム
通院が続く1歳ごろにあると便利なアイテムです。サイズや使い方は商品やメーカーの表示を確認して選びましょう。
通院の必需品に
母子手帳ケース(ジャバラタイプなど)
母子健康手帳、診察券、予診票、保険証などをまとめて持ち歩けます。ポケットが多いジャバラタイプは、受付で必要なものをさっと取り出しやすくて便利です。
腕を出しやすく
前開きのベビー服・カーディガン
前開きの服や羽織りものなら、診察室でさっと腕を出せて、寒い季節でも脱ぎ着がラクです。サイズは成長に合わせて選びましょう。
※価格や在庫、パッケージの仕様は変わることがあります。購入前に販売ページやメーカーの最新情報をご確認ください。
まとめ:1歳の誕生日を迎えたら、母子手帳を見ながら早めに予約を
- 1歳ごろの定期接種はMR・水痘・5種混合(追加)・肺炎球菌(追加)の4つ
- MRの第1期は1歳〜2歳になる前まで。1歳になったら早めに
- 水痘は2回。2回目は標準的に1回目から6〜12か月後
- 5種混合の追加は3回目から6〜18か月後が標準的な間隔
- 同時接種や受け忘れは、かかりつけ医・自治体に相談

誕生日のお祝いが終わったら、母子手帳を持ってかかりつけの先生に相談してみるね。2回目の日付もメモしておこうっと♪
参考:厚生労働省「1歳頃から推奨される予防接種」「水痘ワクチン」「5種混合ワクチン」「子どもの肺炎球菌ワクチン」、国立健康危機管理研究機構 IASR「麻しん含有ワクチンの定期接種と供給状況について」(2025年7月)、日本小児科学会「予防接種スケジュール」(2026年11月時点で確認した情報です)。接種の時期や体調については、必ずかかりつけ医・お住まいの自治体にご確認ください。



